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よくあるご質問 > iOS・iPad OS端末の制約事項

制約 iOS・iPad OS端末の制約事項

最終更新日:2024/12/13番号:3126

説明
制約が該当するOSバージョンには「○」を記載しています。
・OSバージョンはiOS・iPad OSで共通です。iPad OSのみの制約事項は「iPad OS制約事項」に記載して
 います。
説明
制約が該当するOSバージョンには「○」を記載しています。
・OSバージョンはiOS・iPad OSで共通です。iPad OSのみの制約事項は「iPad OS制約事項」に記載して
 います。
 iOS・iPad OS制約事項 15 16 17 18
  • 自己署名証明書を利用しているのに、端末の「証明書信頼設定」画面に自己署名証明書が表示されず、証明書を必要とするサービスが利用できない
    ・「証明書信頼設定」画面は、端末で[設定]→[一般]→[情報]→[証明
     書信頼設定]の順にタップすると表示されます。
    {caution.png}証明書の配布方法に関係なく発生する事象ため、SMSMを使用してい
     ない場合でも本事象は発生します。
    {caution.png}自己署名証明書を利用していた端末を、iOS 17(iPadOS 17)以前から
     iOS 18(iPadOS 18)にアップデートした場合に発生します。
    {caution.png}本事象はOSに起因する制約により発生します。
    回避策:なし
    復帰策:端末を初期化する
       
  • [構成プロファイル]の[コンテンツフィルタ設定]で、「フィルタ・タイプ」から[指定したWebサイトのみ]を選択して特定のWebサイトを設定すると、iOS 16.4.1以上の端末でアクセスした場合のみ、画面が白くなりURLが表示されない
    参照先:「管理サイトリファレンスマニュアル
         8.3.1.10 [その他▼]タブ/コンテンツフィルタ設定
  • Apple Configuratorの[Wi-Fi]項目で「関連付けを回避するためのMACランダム化を無効にする」にチェックを入れたプロファイルを端末に適用すると、非監視対象端末で設定が反映されない
  • [構成プロファイル]の[コンテンツフィルタ設定]で特定のURLを指定して端末に適用している場合は、名前を変更した同じURLを端末に適用しても、Safariのブックマークに名前が反映されない
    復旧策:
    Safariのブックマークに名前が反映されない


  • エージェントで位置情報を取得していると、定期的に位置情報取得の許可を求めるポップアップが表示される、または、ポップアップは表示されるが、「常に許可」の項目が表示されない
    復旧策:端末で[設定]→[プライバシー]→[位置情報サービス→
        [KDDI Manager]の順にタップし、「位置情報の利用を許可」で
        [常に]または[常に許可]を選択する
         {caution.png} しばらくすると再びポップアップが表示されるため、完全に防ぐ
           ことはできません。
  • 省データモード中にアプリのアップデートを指示してもアップデートされない。
    回避策:・端末で[設定]→[バッテリー]の順にタップし、「低電力モー
         ド」をオフにする
        ・省データモードがオフに設定されているWi-Fiアクセスポイントに
         接続する
        ・接続しているWi-Fiの詳細を開き、省データモードをオフにする
    復帰策:・App Storeにアクセスし、手動でアップデートを行う
        ・待機中アイコンをタップし、手動でアップデートを行う



  • 省データモード中は管理対象のアプリがサイレントインストールできない
    {reference.png}ユーザー操作によるインストールは行うことができます。
    回避策:・端末で[設定]→[バッテリー]の順にタップし、「低電力モー
         ド」をオフにする
        ・省データモードがオフに設定されているWi-Fiアクセスポイントに
         接続する
        ・接続しているWi-Fiの詳細を開き、省データモードをオフにする
    復帰策:待機中アイコンをタップし、手動インストールをする
    参照先:「管理サイトリファレンスマニュアル
         8.6.6 アプリケーション配信
         「iOSクライアントリファレンスマニュアル
         3.4 配信されたアプリをインストールする

  • [構成プロファイル]で「削除防止」を[削除禁止]に設定しているプロファイルは非監視対象端末にインストールできるが、[パスワード]を設定しているプロファイルはインストールができない
    {caution.png}iOS 12以下のOSで「削除防止」を設定していた場合は、iOS 13以上にバー
     ジョンアップしても「削除防止」の設定は引き継がれます。
    回避策:ADEを利用して再キッティングを行い、端末を監視対象にする
    参照先:「管理サイトリファレンスマニュアル
         8.3.2 構成プロファイル
         「iOSキッティングマニュアル
         4 ADEを利用してライセンス認証を行う

  • 非監視対象端末で削除禁止構成プロファイルをインストールしても、端末操作で削除できてしまう
    {caution.png}iOS 12以下のOSで「削除防止」を設定していた場合は、iOS 13以上にバー
     ジョンアップしても「削除防止」の設定は引き継がれます。
    回避策:ADEを利用して再キッティングを行い、端末を監視対象にする
    参照先:「管理サイトリファレンスマニュアル
         8.3.2 構成プロファイル
         「iOSキッティングマニュアル
         4 ADEを利用してライセンス認証を行う

  • MDMを再認証(構成プロファイルを上書き再インストール)すると、パスコード削除ができなくなる
    {caution.png}Apple Configuratorでパスコード削除を行うと、パスコード削除はできま
     すが、端末が初期化されます。
    回避策:一度MDM構成プロファイルを削除し、再認証する
        {caution.png}MDM構成プロファイルを上書きして再認証しないでください。

  • [構成プロファイルアップロード]の[Appの制限]で、「Appの使用を制限(監視対象のみ)」を[一部のAppのみを許可]に設定した構成プロファイルを使用している場合は、2ファクタ認証のApple IDでサインインできない
    回避策:・「Appの使用を制限(監視対象のみ)」を[すべてのAppを許可]
         に設定する
        ・構成プロファイルの適用前に、Apple IDにサインインする
    復帰策:なし
    参照先:「管理サイトリファレンスマニュアル
         8.3.1.4 [iOS 制限設定]タブ ◆画面(Appの制限)

     
  • ADE定義プロファイルで「Apple IDでのサインインを有効にしない」を「はい」に設定したADE端末で、クイックスタートを利用すると引き継ぎ元の端末に設定されているApple IDにサインインできない
    {caution.png}「クイックスタート」の利用は動作保証できないため、SMSMでは非推奨
     となります。
    回避策:[ADE定義プロファイル]で「Apple IDでのサインインを有効にし
        ない」のチェックを外した設定を端末に適用する
    復帰策:アクティベート完了後、Apple IDを手動で入力する
    参照先:「管理サイトリファレンスマニュアル
         8.4.2 ADE定義プロファイル

     
  • 同期通信できない状態(機内モード等)で構成プロファイルを削除すると、「MDM構成プロファイル同期不可検知日時」の取得ができない
    参照先:「管理サイトリファレンスマニュアル
         4.1.10.12 (情報-iOS)エージェント

 

〇 
  •  正確な位置情報を取得できない場合がある
    復旧策:端末で「正確な位置情報」を有効にすることで、位置情報の取得精度
        を上げることができます。
    参照先:
    正確な位置情報を有効にする
       
 iPad OS制約事項  15 16  17 18 
  • iPadのSlide OverでiOSエージェントの認証を行うと、認証後に表示される、位置情報使用の許可を求めるポップアップが表示されない
    回避策:Slide Overを解除して認証を進める
    復帰策:なし
 


  • iPad(セルラーモデル)でSIMを挿入せずにWi-Fi接続すると、「デバイス」画面でローミング情報が正しく取得できない
    回避策:なし
    復帰策:なし
    参照先:「管理サイトリファレンスマニュアル
         4.1.10.11 (情報-iOS)デバイス

 


 
  • 認証待ちのiPad(eSIM対応モデル)では、[SIMステータス変更検知]が有効の設定を割り当てた状態でキッティングを行うと、eSIMが未登録(SIMカードも未挿入)の場合でも、SIMが挿入された内容の機器ログが出力される
    本事象はキッティング直後の同期時のみ発生します。以降の同期時には発生
     しません。
    回避策:キッティング完了後にSIMステータス変更検知有効の設定を割り当て
        る
    復帰策:なし
    参照先:「管理サイトリファレンスマニュアル
         8.8.3 SIM ステータス変更検知